PUBLIC TOKYO

ALL MADE IN JAPANに拘り、都会的スタンダードを追求することを目的に誕生したアパレルブランド「PUBLIC TOKYO」。そのデビューにあたりショップデザインを担当した。ブランドのメ…

ALL MADE IN JAPANに拘り、都会的スタンダードを追求することを目的に誕生したアパレルブランド「PUBLIC TOKYO」。そのデビューにあたりショップデザインを担当した。ブランドのメッセージを伝えるために、日本らしさを取り込んだ空間とすること、カジュアルなデイリーウェアーを中心に扱うことから気軽に立ち寄れる場所とすることが求められた。
この条件を満たすものとして浮かんだのが「軒先空間」である。日本建築において玄関や縁側等の「軒先空間」は出迎えやコミュニケーションの場であり、そのイメージを店舗デザインとして展開できないかと考えた。店内の一部に下がり天井を設け、ハンガーラックを吊るす構成とし、日本建築で多く使われる”木”と”銅”を主要な素材として採用した。また、中央に配置したデニム什器は軒が重なっている様子を表現している。
自然と人が「軒先空間」に集まってくる、そんな温かさと賑わいのある場所になることを目指した。

Completion 2018.9

テキストを読むMORE

CLIENT
TOKYO BASE co.,ltd.
LOCATION
Shinjyuku Tokyo, Osaka, Nagoya, Hongkong (Photo: Osaka)
PHOTO
Takumi Ota